「反省」からの卒業

新入社員の時に、アナウンサーとしての1から10までを教えてくれた大先輩に、あるとき、言われました。

『けいこちゃんさ~、趣味=反省って書いた方がいいよ』

確かに、毎日、振り返りノートを書いて、ブツブツぶつぶつ言ってたし、何と言っても、子どもの頃のほめられた経験がないから、たまーに、ほめられても「いえいえ、この部分にはまだまだ課題が残っておりまして・・・」などと返していたからでもあります。

「反省」することによって、課題を設定し、必死にクリアすべく頑張ってきたかこらこそ、今の自分があります。

そんなこんなで、やや自虐の意味合いも込めて「趣味が反省です」と、あれからずっと言ってきました。

でもね。

「反省」で思い浮かべるのは「反省猿」

「反省」するだけなら、猿でも出来るってわけです。

日頃、「ことば」が大事!大事!ってお伝えしておきながら、先日、自分自身が、この何気なく使ってきた「ことば」に、立ち止まる機会がありました。

それは、学び仲間からの助言です。

「反省」が習慣なのはある意味で素晴らしいけれど、自分の出来ないことや否定的な部分にフォーカスしてしまってない?それを改善することも大事だけど、出来たことや良かったことなど、ポジティブなことを引き出していくという視点も大事なのではないか?と。

うーん、確かに。

そこで、私は、まず「ことば」から変えようと思ったわけです。

「趣味=反省」は卒業して「趣味=自問自答」でいきます。

「そんなに変わらないじゃん」って笑われそうですが、私にはしっくりきます。

元々、考えることが好きなんです。問いかけも、自分の考えが広がったり繋がったりしていくので、大好物です。

若い頃は、自問自答するために、一人旅をよくしていたほどです。

だから、私の中では「自問自答」はとても前向きワードなので

「趣味=反省」を卒業し「趣味=自問自答」と置き換えます。

反省猿、これまでありがとう。(つい最近もブログに登場してましたね)

さて、今日は2回目のライブ配信に挑戦しました。「やる」と決めて、しっかり行動する自分を、ほめてあげます。1回目より2回目、そして回数を重ねることでわかることがきっとあるはずです。

「朗読マラソン」も続きます。

今日はこちら。

誰かを好きになってみたほうがいい はらまさかず

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