ふじのくに子ども芸術大学「感じて伝える旅する朗読 天城」(11/16、17開催)
ずーっと秘めていた思いを企画にしたもので、今年2月に企画書を書いてプレゼンに臨み、無事に採択された。
日本を代表する朗読家、山根基世さんと天城路を旅しながら、子どもたちが朗読を学ぶ2日間のスペシャルプログラム。初日は私が、みっちり楽しく指導しまっす。(山根さんは2日目のみ参加)
私の朗読に対する「熱」は、20代の後半にはすでにあった。
在職中は「小学校での出張絵本朗読会」を企画・実施したり、アナウンサーによる朗読ステージを東京・名古屋などに偵察に行き、自社でもアナウンス部主催で朗読コンサート「キルトからの手紙」を会社ロビーで開催したことも。
そんな私が思っている「朗読の魅力」はと言えば
「文字」が「ことば」になる過程で、読むだけでは味わうことのない感情が、湧いてくる・・・その瞬間。
「ことば」に「気持ち」が乗る瞬間といった方が分かりやすいだろうか。
この「気持ち」が、最近、疎かになっているような気がする。
誰かと一緒じゃなきゃいけないとか、目立つことは避けようとか、そういう「世間」の影響で「気持ち」にあえてふたをしたり、気付かないふりをしてしまったり、感じることを避けることで、生きづらさから逃れようという風潮があるような気がして・・・。
だから、この「旅する朗読」では、「伊豆の踊子」の舞台を実際に歩いて五感で物語世界を「感じて」「伝える」ということを、体感してほしいと思っったのだ。
「朗読」が上手になるとか、話し方が劇的に向上するとか、そういうことを目指しているわけではなくて
感じることを大切にしてほしいから、あまり難しいことを考えずに、気楽に参加してほしい。
2日目は、天城トンネルまで往復1時間、歩きますよ~
「伊豆の踊子」が書かれた温泉宿を見学しますよ~
「旅する朗読」は、小学5年から中学3年までを対象で(限定20名)
初日(11月16日=静岡市内、11月10日=天城周辺予定)は、私が朗読の基本を!
2日目は、山根基世さんとバスで天城を旅して、仕上げは天城会館のステージへ🎆
2日目は、天城会館でのステージ発表(観覧無料)もあるので、保護者同伴もOK(口出しは🆖)。
ステージ冒頭では、山根さんの朗読も楽しめる。詳細はこちら
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