2014年の秋だったかな?山根基世の朗読指導者養成講座というものがあると知った時は震えた。確か、新聞記事で山根さんと池井戸潤さんの対談の最後にちょこっと記載があって、慌ててHPを確認してすぐさま申し込んだ。
月に一度の上京は、時間もお金もかかるけど、そんなことはもうどうでもよくて(笑)、この私が「すぐさま」というくらいだから、もう本当に「速攻!エントリー」してから、夫にはしれっと許可を取った。
結果通知で、かなり倍率が高かったと知ってびっくり。そんな中で運よく受講の機会を得たものの、講座がスタートする時点(4月)ではグループ会社に出向となり現場から遠ざかっていたので(申し込み時点ではアナウンス室長)、ちょっと複雑な思いもあった。会社ではもう二度と現場には戻ることがないんだろうなぁ・・・というあきらめというか何というか、学びを活かす場は会社にはないから、これから自分で作っていかなくてはならないというような覚悟にも近いような気持ちで講座をスタートした。
何といっても20代からあこがれ続けた山根基世さんの講義だ。常に「目が♡」である。
講義で質問や感想を問われると「はい、はい」と、お調子者の小学生のように手を上げた。参加者の中でも比較的年代が若かったということもあり、山根さんも面白がってくれた。私自身、アナウンサー時代は大先輩のアシスタント的ポジションを長く担っていたこともあり、バーチャルお調子者部下的ポジション!は経験済みだし、定番の立ち位置でもあった。加えて、とにかく1秒だって無駄にしないで学ぼう、楽しもうという前のめり受講の結果、年間の講座終了後、アシスタントとして推薦していただけた。
手は上げておくものである。
その後も、修了生との交流会や、フォローアップ講座を企画するなど、山根さんの思い(子どもの言葉を育てること)を広めたい一心で取り組んできた結果、次年度の第6期山根基世の朗読指導者養成講座では、5月&6月で講師として登壇することに。
何ということでしょう!!
ビックリしている場合ではない。もう準備は始まっているし、申し込みは今日から受け付けている。
様々な現場で磨いてきた「聴き分ける耳」で、参加者にお持ち帰りいただける「スキル」や「ヒント」を的確なことばで伝えられるように努めます。
2020年度第6期山根基世の朗読指導者養成講座の申し込みはこちらから
ともに学び合い、子どもの言葉を育てていきましょう!
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