いま頑張らずしていつどこで頑張る?

水曜日は、映画館がレディースデーだなあ・・・と、朝、ふと思って、映画館のサイトを見ると、数年前に原作を読んで気になっていた「罪の声」が9:15からのモーニング上映だったので、急遽、観に行くことにしました。

平日の昼上映なので油断していたら、自動券売機に列が・・・

そうです、そうです「鬼滅の刃」の行列です。

ちょっと慌てましたが、無事に開演に間に合いました〜慌てていて前から2列目を確保してしまい(空席ばかりなのに)、大画面すぎて、ちょっと首が疲れましたけれど、ま、仕方がありません。

「グリコ・森永事件」をモチーフにしている作品ですが、すでに時効になっている過去の事件を掘り起こしていくことになる阿久津という新聞記者のセリフに、度々、身につまされました。

私自身は、アナウンサーとして情報番組を担当した後、報道記者として社会部(県警記者クラブ)に所属していたこともあって、事件や事故の現場に立つたびに、様々なジレンマを感じていたことを思い出しました。

被害にあった方にお話しを聞いたり、被害にあった方や加害者の写真を探したり、自分の仕事に意味を見出すことが出来ずに悩んだことも、一度や二度であありません。

その都度、何とか、理由を探してやってきましたが、今思い出しても、苦い気持ちがよみがえります。

「若かったから」というだけで、済ませてしまうことはもちろん出来ないのですが、当時の経験も今の自分に繋がっていると思えば、苦みもまた、自分の糧になったのだと思うしかないのかな。

高校時代、所属していた弓道部の横が野球部のグラウンドで、野球部員たちが毎日練習前に全員で唱和していた「詩(石碑)」の中の、ワンフレーズを、あれから30年以上経つのに、いまだに時々、思い出します。

「いま、頑張らずして、いつ、どこで頑張る」

せっかく、上質なマイクで録音したのに、音声ファイルがUP出来なかったので、動画に仕立てました。

うん、いま、出来ること、頑張りました!

関連記事

  1. 私が「まるわかり!?」PersonaliTV インタビュー

  2. 表現することは、、

  3. 転勤とキャリア

  4. 50の手習い

  5. ことばの神よ

  6. 「違い」は「間違い」じゃない