そうか、私ってこれが得意だったのか

こんなタイトルの書籍があったような・・・

昨夜は、私自身も関わっているキャリア教育プログラム「ドリームマップ授業」についてのライブ配信でした。

「ドリームマップ授業」を運営している「ゆめドリ」静岡事務局メンバーが、コロナの影響で授業が行えない状況を打破すべく「リアルがダメならオンライン」と、テレビ局に勤務経験のある私に「何かできないかな?」と声掛けがあったことが始まりでした。

偶然私も、何の因果か「ライブ配信」を勉強中。

ならば、もう「やるしかない」

・・・で、2回の濃密な打ち合わせと、リハーサルを経て、昨夜の本番となったわけです。

配信に使用したのは「ストリームヤード」という仕組みです。ライブ動画の佐藤安南先生に教えてもらいました。まるでテレビ番組のように、テロップが出たり、皆さんからのコメントを映し出せたり、(有料会員になれば)オリジナルロゴを出せたりと、ZOOMよりも「番組っぽく」見えるのが気に入っています。

一方で、これらの作業は全て、私が生配信しながら一人で行います。

思い返せばアナウンサー時代、一人で読む定時のニュース(夜9時前など)には、アナウンサー以外に2人のスタッフが関わっていたのですが

「エレクトーンみたいに、足踏みスイッチで「テロップ」が出せたり、「VTR」がスタート出来たら、一人でオンエアできるよね」と、笑って話していたことを思い出しました。

できるじゃん!しかも、自宅で!さらに、世界中に配信できちゃう!!!

本当に、本当に、こんな未来がくるんですね。

でもって、テレビ局を辞めた時には「もうテレビの世界は卒業」と声高に言っていたのに、今、動画を学んで実践している私って、何でしょう?

ちょっと先の未来も、わからないものですね。

配信をするには、取材して、伝えたいことを絞り込み、それが叶うように構成表や進行台本を書いて、さらに、それを出演者に伝えて「いざ」となるのですが、これってまさに、私がテレビ局でずっとやっていたこと。

アナウンサーとしてもディレクターとしても、決して、優等生ではなかったけれど、それが、外の世界でこんなに「重宝」されるなんて・・・

いやあ、もう、調子に乗ってしまうわ。

滑舌と発声には、そこそこ自信もありましたが、ライブ配信も出来るのね、私。

さらに昨夜は、対談相手が通信状況で、一瞬、目の前からいなくなるというハプニングもありましたが、それをしのげたのは「生放送」で鍛えられてきたから。

どんな状況でも「自分ひとりで何とかする」ということも、数々の手痛い失敗とともにしみこんでいるわけで す。

「テレビの人」を卒業したはずが、やっぱり私は「テレビの人」だったのね。

人生は、面白いです。

そして私は「朗読の人」でもあります。今日も「朗読」おひとついかが。

みどりくん いらいらパパ はらまさかず

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