「旅する朗読 東海道中膝栗毛」参加者 受付中 → →こちら
「『旅する朗読』って何するの?」そんな疑問にお答えしながら、私の取材の様子をお届けする…題して「はしけい珍道中」
早速、旅に出たい気持ちはわかりますが、まずは、そもそもをお話しさせてください。
「感じて、伝える 旅する朗読」は
参加者が実際に物語舞台を旅して「感じた気持ち」を朗読することで相手に「伝える」というコンセプトで去年、初回を行いました。
(ふじのくに子ども芸術大学のプログラムとして、天城・伊豆の踊子を実施)
ところが、今年、コロナ禍で自由に「旅」が出来なくなってしまいました。
そんな中、2回目(今年8月)の開催を前に、どうにかこうにか企画変更して実現したのが「旅する朗読@オンライン」。
小学生10人が、静岡のむかし話に挑戦しました。
オンラインでレッスン、オンラインで発表というプログラムで、ともに参加者大満足という結果を踏まえて、今度は子どもから大人まで参加できる作品で挑戦しようと思い立ったのが「旅する朗読 東海道中膝栗毛」です。
とにかく参加する方に「旅気分」を存分に味わってほしい!!
その一心で、この私(はしもとけいこ→略して「はしけい」)
時間を見つけて「東海道」を、ひとり、取材しています。
(ここから「はしけい珍道中」)
初回の今日、ご紹介するのは…府中・丸子宿(東海道20番目の宿)です。
「丸子」と書いて「まりこ」と読みます。ちびまるこちゃんの作者である故さくらももこさんも、静岡のご出身ですが、こちらは「まるこ」ではなく「まりこ」です。
「丸子」と言えば…そう「とろろ汁」が有名なんですね。弥次さん、喜多さんも、ここでのお目当ては、この「とろろ汁」であります。
今でも「とろろ汁」を看板に掲げるお店は数軒ありますが、中でも「東海道五十三次」に描かれたとされ、有名なのが慶長元年(1596年)創業の「丁子屋」さん。
どうでしょう?雰囲気ありますよね~
平日だし、コロナの影響もあるのかなぁと思いつつ、出掛けてみたら・・・開店の11時で駐車場には車がズラリ~びっくりでした。地元の人たちが、ここぞとばかりに出掛けてきているようです。
私が案内されたのは、奥の大広間で、長押にはぐるりと「五十三次」が飾られています。
定番の「とろろ汁定食」は1540円で、とろろ汁と麦めし、みそ汁、香の物、薬味のセットです。これに「むかごの揚げ団子」とか「揚げとろ」とか、甘味、フルーツなど…金額によって追加されていきます。
私はちょっと贅沢に(撮影用)「百福」という3080円のセットを頼みました。
とろろ汁だけでなく、自然薯(しかも自分すりおろし体験付き)も。
こちら、とろろ汁だけでも結構な量で💦💦、残さず食べるのに必死でした。
とろろ汁は「ズルズル~」と音を立てて食べるのが良いとのことで・・・
ズルズル~とやっているところを、店員さんに撮影してもらいました。
は、は、は(苦笑)。
とにかく量が多いので、やっとやっとお腹に収めたのですが、消化はいいんですね~胃もたれはなく…江戸時代の旅人たちが好んで食べたのも納得です。
店内には、ちょっとした展示スペースもあって、お宝も発見しましたよ。
何を見つけたかって?それは「旅する朗読」に参加した方だけに!講座の中でお伝えします。
物語の背景を知るからこそ、興味がわく!
旅をしながら「五感」をフルに活かして感じるからこそ、伝えたくなる!
これこそが「感じて、伝える 旅する朗読」の醍醐味です。
丸子(まりこ)宿で「とろろ汁」で力をつけ、東海道の難所の1つ「宇津ノ谷峠」を越えると、岡部(おかべ)宿です。
国道1号線沿いには、所々に松並木が残っています。
(このマスクは AFURIKADOGS のもの、ステキでしょ💛)
車で行けば、トンネルくぐって直ぐなんですが、旅人たちにとったら、峠越えはかなりの労力を使ったことでしょう。
栄養補給に「とろろ汁」は格好の食事だったということですね。
独身の頃は「一人旅」が大好きで、年に1度の「海外一人旅」が楽しみでしたが、子どもを授かってからは、家族旅行はすれど、ひとりはなかなか機会がありませんでした。
でもね。たとえ近場でも、やっぱり「一人旅」は楽しいね。カーナビがアホなこと言い出しても相談できる人はいないし、写真を撮ってもらうのも、お願いしなくてはならないなど、緊張感はあるけどね。だからこそ、達成感も大きいのかな~というわけで
「はしけい珍道中」は、まだまだ続く予定~お楽しみに。
そして「感じて、伝える 旅する朗読 東海道中膝栗毛」にご興味を持った方は、お急ぎこちらにアクセスを。(残席14名となってます)
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