「企業成長を導くダイバーシティ経営セミナー」は、三人の女性講師が登壇することもあって浜松・沼津と足を伸ばし、今日は最終回の静岡会場で、チェンジウェーブの佐々木裕子さんの講演を聴く機会に恵まれました。
自らを「変革屋」と称して、10年程前から個人や組織、社会の変革に取り組む佐々木さん。数多くの経営者との対話の中で向き合ってきた「なぜ、ダイバーシティが必要か」という問いの解を、エビデンスとともに話してくれました。
いやぁ、腹落ちしましたよ。さすがの説得力、気持ちよすぎるロジカルシンキング⚡。
多様性がある組織では、意思決定の精度が上がるということ。また、確率論的に、破壊的イノベーションが起きやすくなること。
また、上記の理由からも、意思決定の場にこそ求められること。そして、そこには面倒や不安、居心地の悪さを乗り越える覚悟が必要だということも解説してくれました。
しかし!!これを阻むのが、、、アンコンシャスバイアス。過去の経験から情報認識する私たちは、どうしたって無意識にバイアスを持っているもの。バイアスは機会の差を生み、スキルの差や情報格差に繋がり、それが意思決定の場に単一性を招いていることに、気づくことが大事だと、佐々木さんは言う。
さらには、AIもバイアスまみれ~というのもね。変化が早いからこそ、知識や情報を常にアップデートしなくちゃいけません。
さて、こちらは今週、小5の読み語りに登場した本。
左側の「もしもせかいがたべものでできていたら」は、春の選書会で選ばれたもので、正直「はて、何が面白いの?」という所感で、読みづらいなぁと思っていました。
が、実際、読み進んでいくと、単色で統一されたページが進んでいるうちは「野菜はどこにある?これはチョコレート?」などとざわざわしていたのに、ラストで多色使いのページを開いた瞬間「しーん」と、生徒一同、見事に息をのんだ。
そのとき、私もこの本の持っているある種の魅力に気づかされた。もしかしたら「多様性」じゃないかって。
単色にはない、多彩な世界の価値。
言語化してこそ、初めて気づく魅力。
いやはや、やられました。
も~毎日が発見の連続です。
日曜日は高校生ビブリオバトル⚡こちらも発見の宝庫の予感がしますわ~。
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