今日は我が朗読の師匠である山根基世さんが主催する「声の力を学ぶ講座」を受講するために上京しました。この講座は、山根さんの「声」への探求心から始まったもので、「声」について多彩なゲストをお招きして多面的に学ぶというものです。
今回登壇したのは、声優界のドン!と呼ばれる「81プロデュース」の南沢道義さん。
20代後半で声優プロダクションを立ち上げて40年以上、声の世界で仕事をしてきた経験や思いを織り混ぜながら、業界の今昔、そして未来についてお話くださいました。
声優業界でも、人材育成が最も大事だと考えていること、デジタルメディアの急伸の中で発声権という新たな権利を模索していること、声を後世に残す取り組みや、好きを仕事にする強さなど、ビジネスにおける「声」のあり方を考えさせられました。
山根さんは、皆の気持ちを代弁して『「声」の仕事は、AIに奪われる?』という質問をしましたが、、、南沢さんは「それは確かに進むだろう。でも、それでダメだとあきらめるのではなく、ならば、どうするか?を考えてみることが大事なのでは?」という答えが返ってきました。
AIには難しくて、生身の人間にしか出来ないことって何だろう?
ライブ感?息づかい?感じること?
またまた、沢山の問いの渦に吸い込まれそうになりながら、帰途の新幹線に乗りました。
「声」「ことば」「表現」
行く道は果てしないなぁ
講座前には、朗読講座のアシスタント仲間とランチ。講座後には、朗読学び仲間とスイーツ。果てしない道のりも、仲間とともにある!
写真は師匠お気に入りチョコ、、成城石井で売っていて、ここぞ!の時のために、常に携行しているとか😁
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