警察小説、、、よく読みます。

今野敏、堂場瞬一、誉田哲也、柚月裕子などの作品は、文庫が発売されると即！購入するほど～

ミステリー要素よりも、極限で現れる人間臭さや関係性、そして階級社会での生き方に、ついついのめり込んじゃうんですが「新任巡査」は、元キャリアが書いた作品で、リアルさがウリとのこと。元職でも、多少ご縁もあったので「ネタ」としても仕込んでおこうと読み始めたのですが、、、

新任で交番勤務になった若い巡査ふたりが主人公。物語としては、やや説明過多で読み進めるのに結構時間がかかったんですが、交番の重要性や職務範囲の広さ、それ故の難しさなどが手に取るようにわかる。

たかが小説かもしれないけど、交番襲撃という凶悪事件の影響が様々言われる中で、地域における交番の在り方や意味について考えるヒントを与えてくれた。

本って、いいね