朗読×リフレクション

こんばんは!橋本恵子です。今日は、月に一度の(2クラスあり・オンライン)朗読レッスンでした。毎月、私が選んだ教材を事前に課題として共有し、レッスン日には受講者が互いに課題を朗読し、フィードバックし合うのが基本的な流れです。

今日の教材は「きかんしゃ やえもん」でした。私が小学2年生の時に、教科書で読んだ作品でもあり、やえもんとは、修学旅行で訪ねた「鉄道博物館」で再会を果たして感激した思い出もあります。そんな懐かしい思い出から選んだ作品でしたが、レッスンを進める中で、受講者それぞれに、様々な機関車や物語にまつわるエピソードが浮かび上がってきました。

「おれだって、しゃあ、若いころには しゃあ、たくさんの ひとをのせて しゃぁ・・・・・」

おじいさん機関車やえもんの、冒頭のセリフです。年を取ってくたびれたやえもんですが、いばってしゃべる場面です。誰も相手にしてくれなくて、最近は怒ってばかり。そんなセリフを、受講者3人が3様に表現していきます。

「しゃあ」という擬音が、ことばの端々につくのですが、怒りの色が濃い人、あきらめの色が濃い人、なんだか切なさがにじむ人…おんなじ「しゃあ」なのに、みんな違います。

私は尋ねます。「どんな気持ちで、このセリフをやえもんは発しているんでしょうね?」

孤独感、と仰る方は、ご自身の子どもの頃、呼吸がしづらくて機械でサポートをしながら生活していたお年寄りのことを思い出したという経験を話してくれました。「しゃあ」という音が、当時、耳にした機械音に似ていて、切なくなったと言います。

力強さを表現した方は、SLが今も走ることがある田舎の無人駅にご夫婦で訪問した際、ホームから力強くSLが出発する時の音と雰囲気が全身に響いたことが忘れられないという思い出を話してくれました。その臨場感、汽笛の音、迫力があったんだと。

幼児向け、赤ちゃん向けの読み語りを、数多く経験している方は「オノマトペ(擬音・擬態のことば)」が大好きだと。「しゃあ」もやえもんの性格を考えながら、とてもリズムよく、今にも走り出しそうな雰囲気で朗読して下さいました。

たかが「しゃぁ」、されど「しゃぁ」

そこに現れる3者3様の経験を聴きながら「これって私がまさに学んでいる『リフレクション』じゃない?」と、思ったのです。

『リフレクション(内省)』は、それぞれの意見や考えには、必ず過去の経験・感情・価値観が紐づいていて、その認知の4点セットでふりかえったことを言語化し「メタ認知」することで、未来に向けた自分の軸=ものの見方、判断の尺度などを確認することが出来るというものです。

朗読とリフレクション、相性いいかも!!

そんな気づきを頂けるのも、参加の皆さまが熱心に学んでくださるおかげです。感謝!感謝!

 


そして、夜のオンライン「リフレクションコーチング」で、このことをお話したら、何と「やってみましょう!朗読×リフレクション講座」と、コーチングを受けてくださった方とすっかり意気投合し!8月に大阪を訪ねる際に、何と!開講することになりました。

言ってみるものですねぇ(笑)

学び×学びのオモシロさ、そして、実践の大切さ、新たなチャレンジ!喜びに満ちた今日に、ありがとう!

指導も全力投球!!身振り手振りフルスロットル〜

 

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