「もったいない〜」
このところ、セミナーや講演会にオンラインで参加することが多いのですが、ついつい、口をつくのがこの言葉。
「もったいない〜」(再)
せっかくの価値ある話が、全然、伝わって来なかったり、声の出し方や抑揚を意識していないがために残念な届き方になっていて、元アナウンス室長としては、頼まれてもないのに指導したくて仕方がなくなるという事態。
実は私、コロナ禍で様々なことが「オンライン」に移行しましたが、機械操作以外は、ほとんど抵抗がありませんでした。それは、当たり前と言えばそうなんですが、アナウンサーとしてカメラの前で話すこと=テレビの枠の中で表現することを仕事にしてきたからです。
しかも、以前ここにも書いた通り、かなりの「落ちこぼれアナウンサー」だったので、毎日、放送後、自分の映像(映りと喋り)をチェックして客観的に振り返って「自分ダメ出し」していたので‥ものすごーく「目」が肥えているんです。
え?どんなことが、もったいないかって?
例えば、目線などの見映え、カメラと自分の位置関係を変えるだけで、見え方って全然変わるんですよ。画面の中での自分の占有面積?も、オンライン上の存在感に影響します。やたらと威圧感を醸してしまったり、相手にストレスを感じさせてしまっている方、結構います。意図していれば別ですが、無意識だとしたら残念過ぎる。
表情もねぇ…無意識に不機嫌な表情になっている方、多いですよ。
「お疲れですか?」などと度々聴かれる方は、ちょっと意識するだけで、変わりますからね。
さらに「話し方」については、オンラインで鍛えれば確実にリアルにも活きます!録画や録音もできるので、指導しがいがありますわ。想像しただけでワクワクしちゃう。
って、書いてて思いましたが、私…指導好きなんです。
人が変わっていく様子を見るのが、好きなんです。
ということで「オンライン映えする話し方」。
学びたい方、連絡くださいませ。
とは言ってもね、声にも好みがありますよね。
ちなみに私の声は「よむよんで」の朗読で確認してみてください。
今日の作品は、季節を感じる…こちら。