昨夜は、静岡市役所の夜間講座に登壇しました。
あらゆる部署から、およそ20名の方が参加くださいました。お仕事終わりでお疲れの所、本当にありがたいことです。
「大人女子の話し方」というお題を頂戴していましたが、時節柄、発声練習を皆でするわけにもいかず、皆さんのご了解を頂き「話しが伝わるようにする」ためのコミュニケーションの基本について、ワークを交えて、1時間ほど、学び合いました。(その後は30分、話し方に関する質疑応答)
おひとりで参加の方が多くて、最初は、やや表情も硬めでしたが、途中から、ワークを止めても止まらない(笑)ほどの盛り上がりでした。
ソーシャルディスタンスを取りながらではありましたが、コロナ禍で、どうしてもコミュニケーションが思うようにとれない影響も、あるのかもしれません。
ってか、私が一番、楽しんでます。
昨日は、コミュニケーションの基本「傾聴」を中心に学びました。
ワークでは皆さん、相手の頭の中を想像し、相手の言葉を探して繋がることに集中できて、それが繋がりを強くすることを実感されるのですが、、、
私がひとこと「職場でも、こんな風に相手に興味を持って会話してますか?」と投げかけると「しーーーーーーーーーん」
そうですよね。普段の実践は、かなり強く意識しないと出来ません💦💦
笑ったり、時々、毒を盛ったり!?しながらの1時間半でした。
質疑応答も、ポンポンと手が挙がって嬉しかったのですが…
気になったのは、何人かの方が「自信がない」とか、男性ばかりの職場で「女性だから甘く見られているような気がする」といったことを仰ってたこと。
私も組織にいた時には、そういった不条理に対する反骨精神だけでやってきたようなところもあるので、エラそうなことは言えないのですが・・・でもね、勿体ないって思った。
だってみんな、業務後に学びに来ている向上心のある勉強熱心な方ばかりで、そんな後ろ向き発言、似合わないように感じたから。
「ことば」を最初に聞くのは、誰でもない「自分」。
後ろ向きな「ことば」を、口にすればするほど「自分」に沁み込んじゃうから… 自分にかける言葉は「前向き」で「ポジティブ」な「ことば」にした方がいい。
「甘く見られている」→「職場を和やかにしている」「職場の誰とでも公平に接している」「声をかけられやすい」「親しみやすい」
「自信がない」→「目指すべき目標が高い」「細心の注意を払って行動できる」
どうでしょう?色々変換できそうじゃないですか?
さて、講座の最後は「とにかく実践、実践、実践だぁ」と気合を入れて締めくくったら、その日の夜、参加者のおひとりから「実践だって言ってくれたので、勇気を出してメールします」と具体的な質問メールを頂きました。嬉しいね。うん、嬉しい。
こうして繋がっていくこと。広がっていくこと。
おせっかい冥利に尽きます。
いつもは、撮り忘れてしまうことの多い講座中の写真ですが、今回は、サポートしてくださったIさんが、ばっちり📷
ありがとうございます〜
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