一番うれしい「こたえ」それは「実践」

自身の振り返りのために、研修やワークショップなどでは、可能な限り参加の皆様の「声」をアンケートで伺うようにしています。

意外と(笑)押しが弱くて💦ついつい「もしよろしければ…」と遠慮がちになってしまうのですが、時間を割いて、書いてくださる方もいて、本当にありがたいことです。

中でも、私の大好物のことばは「実践」です。

「実践してみます」「挑戦します」「やってみます」などの「ことば」が、より具体的なアクションとともに書かれていると、ひとり「おおおおおおお〜」と両こぶしを握りしめて、ブルブル来てしまう程に、嬉しいのです。

なぜなら、それが私が「伝える理由であり、目的」だから。

相手の行動変容が起こって初めて「伝わった」と堂々と言えるわけで、「わかった」だけでは、登壇する者として、力が足りないということです。だから、小学生も、中学生も、高校生も、大学生も・・・もちろん、大人の皆さまにも!私は最後に「実践あるのみですよ〜」「いや、実践しなかったら意味がないかもしれません」と全力でお伝えします。

さらに、「あり方」の師匠である大久保寛司さんの「ことば」を、その場に置きます。

こちらが、定番の最終スライド ↓ ↓ ↓

※大久保寛司さんには引用するお許しは得ています。

 

先週土曜日の「対話力講座」でも、こちらのスライドで締めくくりました。

生涯学習センターが回収したアンケートにも、嬉しい言葉を沢山いただきましたが、ことのはスクエアのアンケートにも、じっくりと考えてくださった「こたえ」が並んでいました。

静岡市内にお住まいで、学校ボランティアをされているOさんは、近く、自身の活動を多くの方の前で発表するということで受講されたのですが、アンケートには「実践」の文字が、いっぱい踊っていました。

Q:講座全体の印象は・・・「聴く」講座だと思っていたので、これほどまでに「実践」を試されるとは思っていませんでした。人と話すこと、人前で話すこと、それを「知らない人」でできたことが経験になりました。話しやすい方々だったことも楽しかったですが、普段ボランティアの方々と話す時の練習にもなりました。

Q:講座で一番、印象に残ったことは・・・「実践」するのが「変わる人」

Q:講師へのご意見・メッセージは・・・発表では対話はないかも…ですが、フラットな関係を意識して、「お客さんは怖い人じゃないよ」の気持ちで望めればと思います。まずはシナリオを書いて読んでみます。実践です!!

 

職場でのお悩みを抱えて、足を運んでくださったYさんの声も「実践」に繋がる「行動宣言」の様相でした。

Q:今後の暮らしに、今日の学びは役立ちそうですか・・・職場では、「両方向」ではなく「一方向」の指示か多いため、今回の講座で「フラットな関係」、「全員に発言の機会がある」といったところを広げていけたら、と思いました。

Q:講師へのご意見・メッセージは・・・今の職場環境にとても必要な内容でした。私一人の努力では、なかなか改善できませんが、今回の講座で私が感じたことを実践していきたいです。次回の講座も受講予定です。

 

「行動変容」に繋がることと合わせて、プロの伝え手としては、アナウンサー・記者時代から、自身が取材したこと・お聴きしたこと・学んだことを、出来るだけ純度高く伝えることも、必要な要素だとも思っています。

その意味で、寛司さんから学んだ「実践」を、そのまま手に取ってもらえていることも、とても嬉しいことです。

次回は、西部生涯学習センターで「質問力」がテーマです。体感して、文字通り「腹落ち」して、それが「実践」に繋がるような組み立てとファシリテーションで、皆様を支えられるように準備していきます。ぜひ、当日、お会いしましょう。

 

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