読書感想文講座その後と・・・

この夏、縁あって「読書感想文講座」を引き受けた。アナ時代から「書く」ことは仕事をする上で必須のスキルだった。小学生時代から「作文」を苦にしたことはなかったほど「書く」ことは好きだったけれど、教わったことはないので、本を借りたり、教師の姉に助言を求めるなどして必死に準備した。

実際の講座は、なかなかどうして楽しかった。子供たちから飛び出す言葉を拾いながら繋げていく作業は、報道記者時代の取材して得た情報を原稿に編集していくことに似ていたし、その感性に触れられることも嬉しかった・・・というわけで、気持ちよくなってしまった私。ついついアフターフォローを申し出た「よかったら添削するよ~」と。

すると、2人から添削リクエストが来た。成り行きで申し出たこともあり、事前に仕組み化していなかったので、メール添付の「画像」で送られてきたから、添削作業は結構大変💦。画像を印刷していったんワードに書き起こして・・・そんなこんなで半日が過ぎてしまった。でも、不思議なくらい楽しかったんだよね。教え子の顔を思い出しながら、ひとりひとりの言葉と向き合って、その素材の良さを活かしながら、料理していくというプロセスが。

月曜日に、キャリコンの先輩方に「私の強み」についてフィードバックを頂く機会があった。会社員時代の様々な経験を聞いてもらった上で「マスコミにいた人だけど、大勢の人に何かを訴えるというより、目の前の人に丁寧に向き合うことが好きなんですね」という分析を頂いた。その時は「そう見えるんだぁ」という認識だったけど、今日感想文に没頭して思うのは「やっぱりそうだったんだ」である。

一方通行ではなく、双方向が好きだし、見える範囲で「伝わり」「影響を与える」ことが、私には大事なんだなぁ。

ふたりの教え子ちゃんたちからは「ほめてもらえてうれしい。もう一度、見直してみます」といった連絡があった。「夏休み、ラストスパート!がんばって~」とエールを送りながら、私自身もふたりに力をもらえた気がする。大切なことに気が付けたもの。明日も頑張れそうだぞ。

 

 

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