テレビ局時代は、日中、ずーっとテレビが点いていたこともあって、退職後は、ニュース以外、ほとんどテレビはつけない生活です。
でも、夜のニュースの後、気づいたら最後まで見ちゃっている番組があります。
「鶴瓶の家族に乾杯」と
「ファミリーヒストリー」
人が大好きな私には、たまらないんですね。
きょうも気づいたら「ファミリーヒストリー」で、江川卓さんの家族の物語に、夢中になっていました。
実は、江川さんとはちょっとご縁があります。
というのも、江川さん。
小中学校時代は、静岡県の佐久間町(現在は浜松市)に家族で暮らしていたことがあって、アナウンサー時代、番組で当時のエピソードを取材させていただいたんです。
幼少時から「怪物」だったということで、恩師に残した「色紙」を中継で紹介させてもらいました。
その後「釣れて満腹日本列島」でも一度、ご一緒させていただきました。
沼津港から、元巨人軍・江川&中畑コンビと、盛さん(釣りジャーナリスト)&私のコンビで「鯛」を釣りに行ったのですが、文字通り「巨人」と「ちびっこ」の対決(笑)
私たちと、全くサイズ感が違い、カメラマンが困ったほどです。
ロケ当日は悪天候で、波も高く船の上はなかなか大変でしたが、おかまいなしに、船の上で終始はしゃぐ中畑さんとは対照的に、江川さんはじっと静かにしてらして、「ここぞ」という時だけ!ビシッと決める姿も印象的でした。
「コスパがいい人だなぁ」と妙に感心したのを覚えています。
江川さんのファミリーヒストリーも(この番組では、毎度のことですが)ご本人も知らないことが沢山紹介されていました。
ほーっとか、はぁ〜と、江川家のルーツに驚きながら、私のルーツは、どんな感じなのかなぁ…と、祖先たちに思いを馳せている自分がいました。
このところ「どうしてそんなことが」と考えざるを得ないような、悲しいニュースが数多く飛び込んできますが
「生きるということは、繋ぐこと」だと、しみじみ思いました。
きょうも、嬉しいご縁がひとつ!繋がりました。
縦の繋がりだけでなく、横もななめも繋がっていくことが、今の私には、生きがいです。
秋だから、人恋しいのかもね。
さて、今日もおしまいは「朗読」をお楽しみください。