常葉大学「コミュニケーション講座〜相談篇〜」

こんばんは!橋本恵子です。4年前、ひょんなご縁から、地元・常葉大学で「コミュニケーション」に関する特別講座に登壇する機会を頂きました。学内の「ピアサポーター」を主な対象として、学部や学年をこえて参加者を募るもので、3年前からは、年に2回、その時々の学生さんの様子を間近にみている担当者さんのリクエストに応じた「テーマ」で、毎回90分、20人程の学生たちと学び合っています。

今年の一回目は「相談篇」でした。

講座は90分で「ピアサポーター」として、相談にのる時のポイントや心のあり方を、ワークやローㇽプレイで確かめ、都度、気づきをシェアしてもらっていきました。私の講座では、基本「パスOK」が前提です。その上で、街頭インタビューさながらに、教室を動き回って、出来るだけ多くの方にお話してもらいます。

この日は、去年に続いて参加と言う学生さんも複数いて、場を和ませてくれたりと本当にありがたく、意見もあちらこちらから出てきました。私の問いかけにも、ひとりひとりが一生懸命考え、答えてくれました。その真摯な姿勢にほだされて、私自身もついつい熱っぽく語る場面が増え💦、講義終了後も、多くの学生が感想を話しに来てくれて、とてもありがたかったです。

イマドキの大学生は「気持ちを表すのが苦手」とか「長い文章が書けない」などと指摘されるのをよく聴きますが、だからといって、あきらめちゃいけないなと、あらためて学びました。本気で臨めば、本気で応えてくれる。大学生たちに教えてもらいました。

また、「相談に乗りたい人は、実は相談したい人、ではないか」という「問い」を、担当の山本さんと共有できたことで、より視野を広く、観点も多く講座を練り上げることが出来ました。それぞれに「準備が大事」ということと、相談したとしても「最後に決めるのは自分」ということに、私自身が気づき、伝えることが出来たのも、ひとつの成果と言えます。

言語化できると、スッキリしますからね!

素敵な感想が、いくつも届いています。5限(16:45〜18:10)にも関わらず、最後まで熱心に参加してくれてありがとう!

「最高のお母さん」かどうかは、わからないけど(笑)、そんな風に言ってもらえることは、とっても嬉しいです。

・・・・・・・・・・・・・・・(以下、感想)

 
・ 最高のお母さんでした。
 
・とっても声が綺麗で憧れます。
 
・最初は気が進まず、参加したことを
 少し後悔しましたが
 橋本さんのお話しが上手で時間が経つのが
 とても早く感じました。これこそトーク力だと
 身をもって感じられるいい機会でした。
 また、講座があれば参加したいと思いました!
 楽しかったです!!
 
・今回参加して、高校で学んだこと
 大学で学んだことが沢山出てきました。
 自分が学んできたことが、話し合いに必要だったり
 カウンセリングに必要なものとしか
 思っていませんでしたが
 これらは、コミュニケーション力に必要な
 意識であることに気づきました。
 
 このことは、仕事だけでなく身近な人にも
 活用できると思うので
 今日学んだことは意識しなくても、できるくらい
 伝えること・傾聴することが
 できるように、沢山場数を踏んでいきたいと
 思いました。
 
 アナウンサーとしての苦しかった過去は
 本当に胸が痛みましたが
 橋本さんが今をとても楽しく生きているようで
 もっと色々な人に、橋本さんの伝えたいことを
 伝えて言って欲しいです。
 
・普段は相談する側が多いが、相談する人も
 事前に準備をすることが大切であるとわかった。
 
・「上手くやろう」と思う自意識は捨て
 「相手に伝える」「相手のため」
 という気持ちを第一に
 これからたくさんの人とコミュニケーションを
 とって行きたいです。
 橋本さんの、相手を思う気持ちが大切で
 気づくのが遅かったというエピソードに
 自分に置き換えて考えてしまい
 涙が滲み出そうでした。
 
 今年は、学校で行われるイベントにたくさん参加し
 コミュニケーションの練習をしたいと強く思いました。
 失敗を恐れないで行動する勇気をつけたいです。
 失敗する勇気も「場数」ですよね。
 あまり深く考えず、自分がしたいように
 行動するようにします。
 
・コミュニケーションをとる上での姿勢ももちろんですが
 はしけいさんに元気をもらいました!
 ありがとうございました!
 
・私自身、今回の講座のお話はもちろんのこと
 橋本様の話し方、に特に注目させていただきました。
 具体的には、話す速度や強弱、声色の変化です。
 直接、お話が出来たのは
 講義が終わってからとなりますが
 まだ話を続けていたいと思うほど会話が楽しく
 惹かれてしまいました。
 
 また、相談を受けるにあたり
 相手に如何に寄り添えるか、心を込められるかが
 大切であるかを学ばせていただきました。
 
 私自身、まだまだ口べたではありますが
 今回感じた3点を中心に
 取り入れていきたいと思います。
 講義の終盤でもありましたが
 参加できたことに満足をするのではなく
 このような成長機会をいただいたことに
 心より感謝を申し上げます。
 
・今回初めて参加させていただきましたが
 かなり為になるお話を聞くことができました。
 グループワークも楽しみながら
 学びを深めることができました。
 
 相談する側もされる側も準備が必要なこと
 自分ではなく相手に矢印を向けること
 コミュニケーションは分かり合えないことを
 なんとかすり合わせていくこと、など
 多くのことを知ることができたとても良い機会でした。
 素晴らしい講座をありがとうございました。
 
・コミュニケーション講話では良い聴き手がしている
 5つの極意について学ぶことができました。
 うなずき、あいずち、要約など
 たまにできていたなと思いました。
 
 ですが汲み取るという部分が
 できているかできていないかは
 相手がわかる部分だと思うため相手の価値観を
 できる限り汲み取れるように相手の話をよく聞き
 より良い相談相手になれるように
 1つずつできることを増やしていこうと思いました。
 
・コミュニケーションにとても自信がなかったので
 橋本さんに上手く話すために大切なこと
 コツを教えて頂き
 またそれを実践してみたら自分に
 少し自信がつくようになった。
 基礎教育センター主催の講座の雰囲気がまた分かった。
 
 プロの方から直接お話しを聞くことができる、
 とても貴重な、そして自分のスキルアップに繋がる
 素晴らしい講座が無料で開かれることにとても満足し
 また驚いた。今後も積極的に基礎教育センター主催の
 イベントに参加していきたい。 
 
・テレビのニュース解説番組で
 ゲストとアナウンサーのやりとりを見て
 アナウンサーの方が、あいづちや復唱
 要約を自然にしているのに
 気づきました。また、一般市民への
 インタビューするアナウンサーも同様で
 さらに間をとったり、リズムを作っている点も含めて
 講座で学んだことから、見方が変わりました。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・
 
次回、9月は「発表」ですね。話し方、学び合っていきましょうね。楽しみです。
 
 
 

関連記事

  1. 【大学生からの質問:話す時の表情、緊張、場の理解度について

  2. 一万時間の法則 〜書く〜

  3. 「話すのが苦手」なんて、もったいない

  4. 「くちぐせ」を味方にする

  5. 話そうとする時、緊張してすぐ声が出ないのですが…

  6. 私の頭は「問い」だらけ

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA