おはようございます!橋本恵子です。4月1日、静岡は花曇り、時々雨の朝です。入学や入社などわかりやすい人生の節目を迎えるメンバーは、身近にはいませんが、思えば、毎日、同じ日はなく、その日その日はいずれも「新しい」わけで、毎日をフレッシュな気持ちで過ごしていけたらいいのかな?などと思ったりしています。
では、新しい毎日を支えてくれているものは何だろう?と考えた時に、ふっと思い浮かんだのは「続けてきたこと」だな、と。誰かのために、とか、夢をかなえるために、とか、そんな壮大なことではなく、ただ、続けてきたことが、意外と人生に利いているなぁ…と。
たとえば、こうして、毎日「書く」こと。気づきを言語化することで(いったん、経験を要約しているので)、雑談力が上がります。また、4年目になる朝のジョギングは、健康に留意するきっかけになっているだけでなく、五感を研ぎ澄ます貴重な時間です。さらに続く学校での挨拶活動も「おはよう」の声だしで、発声練習になるだけでなく、あらゆる世代とのコミュニケーションのトレーニングにもなっています。距離感をはかる研究と言えるでしょうか。
このほか、週に一度の「音声配信」、月に一度の「ライブ配信」、夜の3行日記などなど、続いていることが様々にあるのは、そこにまず、人生に組み込める「仕組み」を作っているからです。
経験上、OUTPUTこそが、最大の学びの定着になると思っています。だからこそOUTPUTの機会を、スケジュールに入れてしまうのです。無理やりにではなく、出来れば、楽しく!!
最初はどうしたって「勇気」もいるかと思います。そこを「ま、続かなくても、命取られるわけじゃなし」と、心理的にも物理的にも軽くするころもポイントです。そのうち、3週間、3か月と、定着していくと、何らかの成果や達成感、私の場合は「気づきや学び」が得られるので、これがボーナス!的に作用して、次の3週間、3か月と続けられるようになります。
朝のあいさつ活動で言えば、3年前に始めた当初は、いくら地域と学校を結ぶ役割を任されているとはいえ「おかしなおばさんだと思われるだろうな」と、気持ちを奮い立たせなければ出来ませんでした。それでも「御用聞き」として「信頼」を得られるまで続けるしかないと思っていたら、そのうち、子ども達が元気に挨拶してくれるようになり、私自身も、当初の「学校との信頼関係のため」という大目的だけでなく、「これは、コミュニケーションの格好のトレーニングにもなる」と思えるようになって、もう、やめらんない(笑)今は、始業式の日が楽しみで仕方がありません。
今週は、12月から学んできた「リフレクション」をしっかり身に着けるために、思い切って1ON1に協力してくれる方を募って、コーチング実践にお付き合いいただきます。学びを終えた直後に、まず「箱=仕組み」から作ってしまいました。いわば、そうして自分を追い込み、実践する場に無理やりにでも立ってしまうこと!荒業ですが、これも仕組みだし、続けるコツでもあり、身に着けるコツでもあります。
そもそも、アナウンサー時代から私は、毎日毎日、発声とカツゼツ練習にとにかく時間を費やしていました。その理由は、人前で、しかも多くの方に伝える仕事という責任の中で(それで給料をいただく)、私に出来ることは、そのくらいしかなかったから!
そんなことが、今、学校のあいさつ活動や、朗読指導者、企業研修などなどで、役に立つようになるんだから…続けてみるものです。
ついでに、面白いエピソードをひとつ!
新人の頃、先輩が「ここで声を出すと気持ちがいいよ」と紹介してくれた会社の「空き会議室」で、発声練習を、毎日3時間以上、していた私。実は壁がとっても薄かったらしく(笑)、私の練習の声が隣の技術部に、BGMのように、毎日響いていたんだそうで、「今年の新人は根性がある」と、思ってもらえてたんだとか。(数年後に聞いて、びっくり!でした)
見ていてくれる人は、聴いていてくれる人は、思いがけずいるものです。
スタートの春!何を始めますか?何を続けますか?
新人さんは「元気な挨拶」だけで充分!誰かは見ていてくれますからね〜
※書くことのトレーニング、noteでも続けています(noteはビジネス視点がメーンです)
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