なんでも、かんでも「リハーサル」

こんばんは!橋本恵子です。今日は、実家の近くの桜の名所に「お花見」に出かけてきました。母と姉、そして、姉の長男(私にとっては甥っ子)夫婦と11カ月のSちゃんという4世代の旅。Sちゃんにとっては、生まれて初めての「お花見」で、何と最大年の差「85」。車いすとベビーカーのコラボレーションもにぎやかに、ガタガタ・ごとごと賑やかにスタートしました。

姉にとっては、初孫のSちゃん。昨春、ばばちゃんデビューを果たして以来、Sちゃんの成長ぶりが楽しみで楽しみでたまらない様子。今日も、人見知りが始まったばかりのSちゃんに「Sちゃーん、お花だよ、さくらだよ」「これはなんでちゅかね」「ないないばばばば」などと、四六時中(笑)謎のことばを投げかけながら、引っ付いていました。

甥っ子夫婦とは、昼食まで一緒でしたが、ちょうどSちゃんも目を覚ましたタイミングで、なかなか二人の箸が進みません。ここは育休プチMBA🄬のファシリテーターでもあり、学び場で、赤ちゃんと仲良くなれる確率の高い私=「こばばちゃん」魂を発揮し!勇気を出して、Sちゃんを抱っこして和食処の外に連れ出すことにしました。Sちゃん、最初は、パパママと離れがたい様子でキョロキョロしていましたが、何とか無事に大泣きすることもなく、抱っこで庭を散策するなどしました。

ここで、私は思うわけです。「これは、おばあちゃんになるためには、なかなかいいリハーサルだな」と。

果たして、一人息子に、嫁さんがくるのかどうか、そして、孫を授かるかどうかは未知数ですけれど、もしも「おばあちゃん」になった時に、どんなタイミングでサポートしたり、どんな風にあやすのか…備えておけば、「いざ」という時、安心です。

思えば私の「リハ癖」は、ずいぶん昔からで、先日も、知人に驚かれたのは「出産のリハーサル」をしたことです。妊娠7カ月の検診の時、出産を予定していた産院で、医師に「分娩台に一度あがって、リハーサルしておきたいんですけれど」とお願いしてみました。女性医師は、一瞬、驚きの表情を浮かべましたが「あなた、面白いこと言うわねぇ、今日、空いてるから、どうぞどうぞ」と仰ってくださって、念願の!出産リハ決行。付き添ってくださった看護師さんと一緒に「この場所に来たら、産んでいいってことなんですね」「意外と狭いんですね」「照明、明るいわ」などなど、つぶさに確認して終了。おかげで、本番当日も、安心して産めました(笑)

この話をすると、みんなに笑われますけれど…「場に立つ」ということを考えると、かなり効果的なマネジメントだと思っています。とりわけ、初めての場に立つ時には、不安要素はない方がいいわけで、その場で何が見えるか、何が聴こえるか、どんな雰囲気かを知っておくと、それこそ「いざ」と言う時の安心感が全く違います。「出産のリハーサル」は、ちょっと特殊なケースかも知れませんが(笑)、私は、司会やファシリテーション、研修などでも、場を味方にするために、可能であれば、事前に「場」を見学したり、あるいは、詳細を担当者に確認するように心がけています。(マイクの環境、受講生との距離感なども)

もちろん、様々な制約の中で事前リハや確認が難しい場合は、早めに会場入りして、スライド投影などの準備以外にも、会場の雰囲気=例えば、客席からのステージの見え方、マイクの反響具合などを、会場を歩きながら確かめます。(研修でも、よく、歩くので)

職業病と言えば、そうなのかもしれません。朝の生中継の番組を担当していた時には、事前ロケで状況を把握し、当日も入念なリハーサルをしていたし、急に中継に出ることになった際には、瞬時に、周囲の雰囲気を確かめて、現場に臨んでいましたから。

そんな生活からは、もう20年以上の月日が経ちましたが、ためになること!成果を感じることは、やっぱり継続した方がいいですよねぇ・・・・ということで、今日は、予定は未定ながら「おばあちゃんになるのリハーサル」でした(笑)。

いや、まじ、これって、結構おススメです!

ま、シェイクスピア風に言えば、人生が「舞台」だとしたら、毎日がリハーサルで、毎日が本番だとも捉えられますからね。どっちも楽しんで出来たら、いいのでしょうね。

 

 

 

関連記事

  1. 念願の「ことば食堂」開店

  2. 最後の配車🏐

  3. 試してみることに失敗はない

  4. 「反省」からの卒業 2

  5. 静岡のはしけいさーん 2

  6. パッション!(ポジティブ心理学)

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA