いよいよ募集開始します。旅する朗読第3弾!
「感じて、伝える 旅する朗読 東海道中膝栗毛」
限定ペア10組・20名の募集です。(先着順)
親子、兄弟姉妹、夫婦、友だち同士など、誘い合ってご参加ください。
詳細はこちらからどうぞ
今日は募集開始初日なので、私が「旅する朗読」にこだわる理由をお話ししようと思ったのですが、ちょ、まてよ(笑)
その前に大事なことは「感じて、伝える」という枕詞なんです。
2年前に退職・独立してから、様々な研修などにお招きいただくことがありますが、その課題の多くは「コミュニケーション」です。
上司は上司で、若手は若手で、そのすれ違いに、頭を悩ませているんです。
とはいえ「コミュニケーション」とは、そもそも「すれ違っている状態」から始まるもので、そこを何とかやりくりするための手段だと捉えれば、ある意味「頭を悩ませる」ことがスタート地点。
で、私は、きっと、もっと奥底に問題があると深掘る中で…
…そう、この「すれ違っている状態」自体に、想像力が及ばない=気が付かない事がそもそもの元凶なのではないかと考えたのです。
そう「感じる」センサーの欠落です。
私は、この「感じる」センサーを、楽しみながら磨く仕組みを創りたいと考えて、この「旅する朗読」を始めました。
なので「旅する朗読」は、「伝える」前に「感じる」ことを大事にしています。
つまり、上手く読もう!とか、間違えずに読もう!ではなく
例えば「弥次さんのこの時の気持ちは、どんなものだっただろう?」とか、「喜多さんはどうして、こんなにお調子者になったんだろう?」など、登場人物の状況や気持ちに思いを馳せたり、200年前の江戸の暮らしや風情を想像したり・・・・
その時に動く「心」=「気持ち」を「声」にして「ことば」に乗せること!を大切にします。
「心が動く=感じる」と自然に、伝えたくなるものですよね。
逆を言えば、心が動いていないのに「ことば」にいくら気持ちを乗せようとしても、それは自分に嘘をつくことになるし、相手の心にも届くはずもないと。
「朗読」というと、ちょっと気取った「ならいごと」と思ってらっしゃる方も多いと思います。実際、そういう風に言われることもあります。
でも、私が考える「朗読」は、それとは大きく違います。
「朗読」は「コミュニケーション力」「表現力」「想像力」「他人を思いやる気持ち」などを養う、格好の学びだと思っています。
しかも!子どもも大人も、肩書も、経験も問われない!
さらに、そこに、物語がひとつあれば、あとは身一つで出来る!
加えて、解釈にも表現にも絶対の正解がない!という
もっとも身近で手軽な「アート体験」です。
今回は、地元「静岡県の文化プログラム」として、また、コロナ禍で仕事の機会を失ったアーティストを支援する「ふじのくに#エールアートプロジェクト」の助成金事業として実現しました。
私と、仲間と、弥次さん・喜多さんと一緒に、この冬、オンラインで東海道を旅しませんか?
先着10組(20名)の受付です。お早めにどうぞ。
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