ぶれずに長年生きてこれた秘訣?

ぶれずに長年生きてこれた秘訣は「笑い」と「興味関心」の他に何があったでしょうか?

学び場でのご縁を頂いた方からの「質問」に向き合っています@盛岡。自分では「ぶれてない」という感覚が明確にあるわけでもないのですが、せっかく「問い」を頂いたので、考えるチャンス。こちらも、お手紙で回答してみました。

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ひとつは「好き」の力を信じていることかなと思います。「こうありたい」と憧れている人、大好きな人を、徹底的に研究して、私なりに解釈して、インストールするようにしています。私は、本当に一途なところがあって、好きな人の「行動」「ことば」を、身に着けられるまで徹底的に真似します。「あり方」の師匠である大久保寛司さんもそうですし、福山雅治さんや、山根基世さん、アンパンマン、やなせたかしさん、といった著名な方もいれば、大好きな友人たちなどから、学ぶ(真似ぶ)こともあります。

もうひとつは、「続けること」=「しつこさ」かな?と思います。自分で決めたことは、あきれるくらい、あきらめない(笑)。「好き」にもつながりますが、例えば、朗読の師匠・山根基世さんとのご縁は、私が23歳で山根さんの著書を読んで憧れて以来、ずーっと追いかけ続け、45歳で直接学ぶ機会を得て、今では、個人的にご連絡を頂けるような「弟子?」のひとりとして認識してもらえるような幸運に恵まれています。ね、しつこいでしょ?

アナウンサーという夢も、約50社落ちても、あきらめなかったし・・・「表現すること」へのこだわりも、あきらめることなく、コツコツ続けています。

書くことも、ずーっと続いてます。アナ時代は、毎日、原稿を書いていましたし、放送後は、その日のうちにすべてを見返し振り返って「反省ノート」をつけていました。先輩からは、「橋本の趣味=反省だな」とよく言われていました。子どもを授かってからも、ブログやFacebookなど、書いて自分を振り返るということを続けています。こうして、自分の気づきを言語化し続けてきたことも、自分を知るということに通じていて、軸を確認することにもなっているのかもしれませんね。

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感じたら、言語化してみること。そうすることで、自分を確かめてきたんだなと思います。

でも、この歳になって「ことば」にしたくても出来ないことがあることが、沢山あることも知りました。そして、そのギリギリの際にこそ、本質はあるのかもしれないとも。

ぶれるも、ぶれないも、結果だから、ギリギリの境界線をバランスを取りながら、そのスリルすら楽しみながら歩いていけたらいいな。

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