「どうしたら、伝わるだろうか?」

こんにちは!橋本恵子です。

20代からずーっと、私の中にはこの「問い」がある。

「どうしたら、伝わるだろうか?」

話し方なのか、話の内容なのか、スキルなのか、マインドなのか…沢山失敗しながら学んできて、まだまだ発展途上であるけれど、この「問い」に出合えたことそのものが、私の人生を豊かにしてくれているなぁと、心から思う。

この「問い」が私に生まれたのは、入社2年目にとあるベテランアナウンサーから「お前さんが出ると、チャンネルが変わる音がする」と言われてからだ。視聴者にはもちろん、一緒に番組を創り上げている仲間にも申し訳なく思った。そして、これが仕事で給料ももらっているのに、情けないと思った。以来、ずーっとずーっと、会社を卒業した今も、この「問い」は、私の中にある。

昨日は「学びに活かす問う力」と題した市民講座に登壇し、参加者と一緒に「問い」について学び合ったのだけれど、誰かにかける「問い」だけでなく、自分の心にある、自分に向けた「問い」もまた、大事なのではないかと最後にお話しさせてもらった。

「問い」があると、自分の行動を振り返ることが出来るだけでなく、その先の行動に繋がるきっかけにもなる。

書棚を久しぶりに整理していて、あらためて眺めてみたら「伝わる」「コミュニケーション」という類の本が、何と多い事か(笑)

そんな風に、人生を豊かにする、人生に影響を及ぼす「問い」、持ってますか?

と書きながら、この文章ははたして誰かに「伝わっているだろうか?」と苦笑い。

「どうしたら、伝わるだろうか」は、私にとって、修業の「ことば」でもある。

 

 

 

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